ハイパー悪夢見た。
ターミネーターみたいな体を刃物化できる奴に襲われて、僕は顔をスパッとやられた。
これは完全に終わったと思ったけど、なんと意識が続いてた。
奴の刃物の切れ味がすごすぎて、斬られたけどまだ神経が繋がっていたのだろうか。
鏡で見ると、頭部を斜めに斬られていて、顔にはブラックジャックよろしく斬った跡が一本、たすき状にツーッと走っている。
僕は必死に両手で顔を斜め上下から抑えつける。
その切り傷を軸に顔がズレてしまわないように。
必死に抑えつけていたら、これまたブラックジャックのメスを鍛えてくれる鍛治師のエピソードの斬られたひょうたんがピタッとくっついたみたいに（「湯治場の二人より」）、治りはしないかと薄い期待も込めて。
それでもやっぱり少し力を緩めるとずるっと顔がズルッとずれていく感触があり、脳も少し溢れてしまった。
一度漏れ出すと切れ跡の隙間からどんどん脳が溢れていって、このままだと自我が保てないかもしれないという恐怖に襲われる。
すでに漏れ出た脳の中に、僕の重要な部分があったらどうしようと。
そういうしているうちに、ターミネーターもどきによる街の強襲が僕のせいだと見なされていて、僕は顔を抑えながら警察からも逃げなくてはならなくなるのであった…。
という。
怖かったー。
悪夢から目覚めた時ばかり、なんでもない日常に感謝するよなー。
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